羽田 スタイリスト
スタッフの声
以前の仕事の仕方と違って、今の方が断然楽しいですし、変なストレスもたまらないので、安心して仕事ができるという楽しさを実感しています。
美容師になって自分がイメージできたことを形にするということが、想像以上に難しかったです。
例えば、絵を描くということは、見ればそのまま描けるので同じようにできるのですが、人の髪の毛は立体的なので、スタイリストになって、お客様の要望を聞きながら一緒のイメージを実際に形にしていくということが、思った以上に難しいと感じました。
以前までは、お互いにイメージできた形が本当にお客様と一致しているかどうかが確認できていなかったので、正直、「お客様に喜んでもらえるといいな」と願うような仕事をしていました。
途中はドキドキしながら仕事をし、終わった後に「どうでしたか」と感想を聞くのですが、本当のところでどうなのかが分からないことも多かったので、もし、次回来てもらえたら本当はどうだったのかと確認するということくらいしかできていませんでした。
以前までは、そのような仕事をしていたので、スリルや楽しさはある反面、本当のところはお客様にどのくらい喜んでもらえているのかが分かりにくかったです。
今は、相手の気持ちをみんなで話し合って「お客様に聞くことは悪いことではない」と確認してきたので、施術をする前から、口にしないと分からないことも含めて、たくさんお話を聞けるようになってきています。
また、以前までは、お客様の髪の毛を作っている立場として責任を持っていたので、お客様が自分の髪が扱いにくかったとしたら、「その髪を作った私が、上手にスタイルを作ることができなかったせいだ」と、無意識に全部自分のせいにしていました。
みんなで話をしたときに、それが勝手な思い込みだったと気づいて、それが自分にかけていた無意識のプレッシャーだったことが実感できた時、なんだか肩の荷が降りたように解放されました。
そして、そのプレッシャーだったものが、「お客様と一緒に扱いやすい髪を作りたいな」という楽しさに変わって、気持ちが楽になりました。
【ここで働いて楽しいこと】
以前は、担当が分かれて仕事をしていたので、それぞれが働き終わった後にみんなで食事に行ったり、旅行に行ったりしてストレスを発散するという感じでしたので、個人、それぞれのストレスを癒すという意味で「みんなで力を合わせる仕事」という感じでした。
今は、「みんなで力を合わせる」という意味が、全く違ってきています。
今は、みんなが担当にはこだわらずにそれぞれお客様の悩みが聞けたり、逆に聞いちゃいけないかなというようなところを他の人が気兼ねなく聞けていたりするので、スタッフ同士が仲良しというレベルではなく、働いている最中からお互いを信頼しあって力を出し合い、みんなで力を合わせて仕事をしているということが実感できます。
そのため、以前の仕事の仕方と違って、今の方が断然楽しいですし、変なストレスもたまらないので、安心して仕事ができるという楽しさを実感しています。
【将来の不安とか?】
将来の不安はないです。
【お店の未来】
このお店は時代の流れに対して見合うように変わっていくので、いつも、「今が一番いいな」と思うようなお店です。
また、そういうお店にいるので、自分が自然に時代の流れに合わせて仕事の仕方が変化しているという実感があります。
【これからお店に来るかもしれない美容師の方へ】
このお店は、こんなこと言ってはいけないかなといったこともみんなで話せるので、自分は今何をしたいのか、将来何をしたくてこのお店に来たのか、普段誰にも話せなかったことなども全部話して、その願いを一緒に叶えていけたらいいなと思います。
それは、人の話を聞く、人の希望を自分のこととして一緒に叶えていく、協力しあえるということの楽しさをみんな体験して知っているからです。
だから、自分が何をしたいのかという思いがあれば、それを手伝ったり、話を聞いたり、協力しあえる人たちが周りにたくさんいるので、思ったことを口にしておけばいいことがあるよと言いたいです。
そのままにしておくとそのままになってしまって、願いは叶わないので。
【自分の理想は叶っていますか?】
美容師が好き、美容が好きで入社したのですが、このお店はみんなが優しくて、先輩たちも親切だったので、ギスギスしたものがありませんでした。
私は手荒れがひどくて、この仕事にちょっと自信を無くしたこともあったのですが、フォローしてくれる人たちがいて、人の温かさがあったからこそ、このお店で働く楽しさを感じながら育ててもらったという感じがあるので、みんなとは家族みたいな感じです。
すごく働きやすかったので、この道とこの店を選んで、本当によかったなと思っています。